日本は優しい独裁国家。

 

  • なぜ世界は存在しないのか。
  • 『私』は脳ではない。

 

タイトルが刺激的で好奇心をそそりますね〜。

哲学界のロックスターの最新刊「世界史の針が巻き戻るとき」を読みました。電車でのちょっとした移動時間用にエキナカ書店で買いました。

 

今現在、世界史の針が巻き戻りつつあると論じています。アメリカなどの自国優先主義がその象徴ですね。経済面では、インターネットの普及によりグローバル化がますます加速しているのに、国の制度とかは国境を越えていない。グローバル経済は、世界国家と呼べるようなものが存在しなければ、機能し続けることはありえないと言います。

 

僕と意見があいますね。ただ、視点は違いますけど。

 

自らの力でお金を稼げる人が、日本人向けにビジネスをするからと言って、日本でビジネスを立ち上げる経済的合理性はもはや存在していません。

 

  • アジアのシンガポールで
  • 法人税が適用されない会社を作り
  • ネット掲示板を運営する。

 

  • 中近東のドバイで
  • 経済特区内に無税の会社を設立し
  • YouTubeで動画配信する。

 

  • カリブ海のBVIで
  • 個人トレーダーがインキュベータファンドを組み
  • 日本人富裕層から10億円ほどシードを集め
  • 日経平均先物を無税で運用する。

 

  • EUのジブラルタで
  • フランス、イタリア、スペインとかのワインを販売する会社を作り
  • メーカーの受注システムと接続したWEBサイトをたてて
  • 日本人向けにほぼ無人でネット販売する。
  • もちろん法人税はないし、酒類の販売業免許もいらない。

 

こんなことが、現地には一度も行かずに、ネットで簡単にスキームが作られる時代です。

上記のようなワイン販売会社は、ネットで会社自体が実際に販売されていましたので(ワインが好きなので食指が伸びました)、スキームをイチから作る必要さえもありません。ちなみに、なぜいまでも、酒類販売免許なるものが存在しているのでしょうか。お酒の製造は、ヘンなものを作られても困るので、それなりの規制なり基準はあってもよいとは思いますけれども、販売になぜ免許が必要なのでしょうか。自動車みたいに他人を傷つけるリスクがあるのでしょうか。

 

旅行代理店なんかも、航空会社などとシステムをつなげれば、ほぼ自動でチケットをネット販売できるでしょう。海外で会社を設立すれば、日本の旅行業登録や営業保証供託金(第一種ではナント!7,000万円)、旅行業務取扱管理者などは、あたりまえですが、不要ですね。

 

グローバル経済化により生じている歪みを否定するのではなく、世界史を巻き戻すことなく、単なる変化だと捉えて前向きに取り入れる。自然淘汰は、あくまで適者生存です。恐竜が絶滅したように強いものが生き残るわけではないのです。これが、オフショアカンパニーで行こう♪の主張でもあります。

 

 

 

なぜか写真が横向きになってしまいました。お許しくだされ。

 

今回のブログのタイトルは「世界史の針が巻き戻るとき」の一節よりいただきました。天才哲学者は、日本は独裁国家だと言います。そーです、実は日本は独裁国家なのです。確か、旧ソ連のゴルバチョフ書記長は、日本は世界で最も成功した社会主義国だと言ったとか。これも同じ主旨ですね。独裁国家と言っても、だれか特定の人がすべての権力を握っているわけではありません。

 

では、なにが日本を支配しているのか。

 

日本の社会通念というか、一般常識というか、空気を読む力というか、そういったものが日本社会を独裁しています。なにか適当な言葉がないかと考えていたら、ぴったりしたものがありました。

 

 同調圧力

 

日本に住んでいるから日本で会社を作り日本政府に税金を納める。納めたお金は、今はもう話題にすら上がらない、例えば「桜を見る会」の運営費用などに使われるのです。

あれっ、これっておかしくない?と思ったら、その現実を否定したりせず、ましてや同調したりしないで、自分の感覚を信じて、変化していってもいいのではないでしょうか。

 

Free-Enterprise

コメント