プライベート・トラスト・カンパニーの設立費用

税金のかからないFX運用会社スキームは?」の研究で、最もタックスニュートラルなスキームだと結論付けたのは、プライベート・トラスト・カンパニー(PTC)でした。では、このPTCスキームの設立、維持にはどの程度の費用がかかるのでしょうか。

 

まずは、PTCスキームをあらためて整理します。

 

  • PTCとしてIBCを設立する。
  • PTCの株式を所有するために、目的信託を設定する。
  • PTCを受託者として、FXトレーダーの資金を供出して慈善信託を設定する。

 

上記の2つの信託のストラクチャーはこんな感じです。

 

目的信託:

  • 委託者  FXトレーダー
  • 受託者  オフショア信託会社
  • 信託財産 PTCの株式
  • 受益者  特定の受益者はなく、例えば、世界の子供の幸せのためにとかの目的

 

慈善信託:

  • 委託者  FXトレーダー
  • 受託者  PTC
  • 信託財産 FXトレーダーが供出した資金
  • 受益者  慈善団体

 

つまり、このスキームでの大きな費用項目は、IBC設立と、信託を2本設定することです。で、いくつかのオフショア法律事務所の料金表を見てみると、だいたいこんな感じで、スキームは組めそうです。

 

IBC及び信託2本の総計:

  • 初年度費用  100万円
  • 2年目以降    50万円

 

大手の国際的な法律事務所だと、2〜3倍くらいでしょうか。日本の東京・丸の内あたりにある法律事務所でも、PTCスキームを構築してくれそうな会社はありそうです。料金はいかほどかは不明ですけど。

 

ま、それなりの費用はかかりますけれども、億トレーダーであれば、安いものです。なにより、費用がかからない分を、自分で選定した慈善団体や慈善事業に寄付できるメリットが強烈にすばらしいですね。例えば、億トレーダーが年間2,000万円を日本政府に納税する代わりに、そのお金を近所の児童養護施設に寄付するといったことです。

 

政府に何かを期待するのではなく、自ら稼ぎ、自ら社会貢献する。こんなスタイルも素敵ですね。

さぁ、そろそろ外に出いていきませんか。

 

 

Photo by Dawid Zawiła on Unsplash

 

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